こんにちは、ましろです。
今回は我が家における、ファミリークローゼット(ファミクロ)の導入是非の結論をお伝えします。
ファミリークローゼットのメリット・デメリットが知りたい方はこちらの記事をご覧ください↓
毒舌注意です!本音だけを書いています。
これが子育て×共働き夫婦×3階建ての我が家のリアルな本音です。是非ご参考ください。
実際に、悩んで悩んで注文住宅を建てた経験を活かし
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あなたのおうちづくりの参考になれば嬉しいです。
結論
まずは結論をお伝えします。
我が家は、ファミリークローゼットは導入しませんでした。その理由を今からご説明します。
ファミクロが不要な理由5選
1.洗濯ワンオペが前提
ファミリークローゼットには「家事動線が良くなる」というメリットがありますが、これはあくまで、誰か一人の大人が家事をする想定です。
確かに、一人で洗濯をやるには、一ヵ所に纏まっていた方が便利です。ですが、例えば自分の洗濯物は自分で畳んでしまう場合、全員がファミリークローゼットにしまいに来る訳ですから、逆に動線が固まりすぎて不便です。
共働きの方、家事は親のどちらが一が負担すべきでしょうか?家族全員で協力するのが理想ではないでしょうか?その場合、ファミリークローゼットは理想の間取りと言えるでしょうか…?
子供にお手伝いをして貰うのは中々骨が折れますが、共働きなら尚更、幼い頃から自分のことは自分でする習慣づけをした方が、長い目で見ると必ずプラスになるはずです。
2.着替えはプライベートなもの
ファミリークローゼットは「家族全員の支度部屋」なので基本的には皆ここで着替えます。
ですが、(幼い子ならまだしも)お年頃の子供・妻・旦那が、同じ部屋で着替えることが便利だとは思えません。
体がぶつかる、鏡の取り合いになる、引き出しを開けたくても開けられない、あるいは誰かが使っている時は鍵をかけられて入れないなんてことも…
我が家は共働きなので、特に朝は、全員が大体同じ時間に身支度をすることになるため、もはや地獄絵図。
思春期の子は特に、自室でお出かけ着のコーディネートを1人でじっくり考えたいこともあるでしょう。
着替えは結局プライベートなものなので、個々で好きにできる方が不自由がないですね。
3.スペースが無駄
土地や建物に余裕がある!…という方は限られているのではないでしょうか。
少しでも余計な空間を無くして居住空間を広げようと考えた場合、ファミリークローゼットの着替えるためだけの空間は非常に勿体ないです。居室のクローゼットなら、着替える空間=居住空間なので、無駄がないですよね。
同じ2畳の空間なら、例えば玄関を広くして、魅せる空間に仕上げる方がよっぽど有意義に思います。
4.納戸で良い
子供は成長し、家族の生活スタイルは変化します。
ファミリークローゼットは目的のはっきりしたスペースですが、思春期を迎えた子供が共用スペースを嫌がるなど、当初の予定通り必ず使えるとは限りません。であれば、造りつけの棚やハンガーパイプはやめて、納戸(フリースペース)で良いのではないでしょうか。
勿論、収納をおけば、まるで造りつけのようなファミリークローゼットすることもできます。(↓こんなのです)
納戸にしておけば、やっぱりファミリークローゼットをやめて書斎にしたい、子供が独立したからスクリーンを置いて映画鑑賞したい等、模様替えも思いのままです。
5畳のスペースを30年間ファミリークローゼット固定のものとして使うより、納戸としてフレキシブルに活かすべきでしょう。
5.整理整頓は誰の責任か
仕事しかり、学校の文化祭しかり、組織が一丸となるのは難しいものです。「誰かやってくれるだろう」「自分のせいじゃない」なんて考えのメンバーは必ず存在します。
これを打破するには、全員のモチベーションを高く維持するか、誰かが強いリーダーシップを取って常に監視をする必要がありますよね。家族全員が使うファミリークローゼットを常に清潔に整理整頓された美しい状態で保つのも、同じことです。
…でもちょっと待って。家の中でもそんな事しないといけないの?お互い嫌すぎません。。。?
おそらく、ファミリークローゼットは家の中で一番物の出し入れが多い(=乱れる)場所です。「キレイにしたくてファミリークローゼットにしたのに、何で…!」という思いから、整理整頓に追われストレスになるのは確実。。。ただでさえ育児&仕事で忙しいのに、勘弁して頂きたい。(そんな暇があるなら寝ていたい…)
整理整頓は自己責任で!
まとめ
いかかでしょうか。
共働きの我が家の合言葉は「自分のことは自分で」です。あくまでこれは我が家の場合で、個人的見解ですが、ファミリークローゼットは不要だと判断しました。
勿論、土地が広く十分なスペースがある、納得した上での家事分担である等、家族が長く快適に過ごせる姿が浮かぶなら、ファミリークローゼットはとても素敵な選択肢だと思います。
「今」だけでなく、是非数年、数十年の家族の姿をリアルに想像したうえで、後悔のない選択をして頂ければ嬉しいです。
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