こんにちは、ましろです。
今日のテーマは「【間取り】リビング横の水回り」についてです。
子育て世帯にとって、特に水回り(お風呂・洗面・トイレ)の位置は、日々のお世話をこなすのに特に大事ですよね。
この記事では、育児経験者の視点に特化して、リビング横に水回りがある生活と実体験について、本音でお伝えします!
実際に、悩んで悩んで注文住宅を建てた経験を活かし
【様々な体験/実例/考察/お役立ち情報】を発信しています。
あなたのおうちづくりの参考になれば嬉しいです。
水回りとは
家の中で、水を使う箇所(キッチン・浴室・洗面所・脱衣所)を指します。
この記事では、リビングと水回りが一ヵ所に集まっている間取りをイメージしてご覧下さい。
メリット5選
1.家事動線が良い
炊事、掃除、洗濯…水回りには、家事の目に見えて大変なところが詰まっています。
お湯を沸かしている間に洗濯を…
ご飯炊く間にお風呂掃除を…
子供がお風呂の間に食器洗いを…
洗濯が終わるまでちょっとソファで休憩を…
ながら家事ができる=スキマ時間を活用できる、ということです。
家事・育児に忙しい毎日、時間を上手に使って、少しでも長く自分の時間を取れると嬉しいですね。
子供がお風呂の間に、こっそり冷蔵庫のチョコをつまみ食い…なんてこともやっていました。それくらいのご褒美は許してね!
2.お風呂あがりが快適&安全
お風呂あがりは、子供に風邪を引かすまいと自分のことはそっちのけで子供の体を拭いてあげることも多いです。
そうこうしている間に自分の体が冷えて風邪を引いてしまったり…
ですが、リビングの隣にお風呂(脱衣所)があると、適切な環境設定になっているリビングの空気を流し込むことができ、お風呂あがりをいくらか快適に過ごせます。
脱衣所にヒーターや扇風機を設置する必要もなく、小さい子にとっても安全ですね!
ヒーターの吹き出し口で火傷したり、扇風機の羽に髪が巻き込まれたり…子供の事故のリスクは、少しでも減らしてあげたいですね。
3.幼児のトイトレがしやすい
我が家は”おまる”を使わず、トイレダッシュ方式でトイレトレーニングを完了しました。ですがそれは、リビング(遊び場)のすぐ近くにトイレがあったからこそ…です。
「トイレ行きたい!」に俊敏に反応して連れていくためには、リビングの隣にトイレがあることが必須です。
また、トイトレ中の子供は99%、う●ちが出たら「拭いて~」と言います。
トイレが終わるまで廊下でずっと待ちぼうけすることもできますが…忙しい毎日、待っている間に他の用事をしたくなりますよね。
トイトレを上手に乗り切るためにも、リビング×トイレの組み合わせはおすすめの間取りです。
4.積極的にお手伝いをしてくれる
リビングの周りで家事をしていると、自然とその姿が子供の目に留まりますので、料理でも洗濯でも掃除でも、積極的に「おてつだいする?」と言ってくれる可能性は高いです。
特に保育園や幼稚園に通っている子は、先生のお手伝いをしたり、お着替えを自分で畳む、雑巾がけをするなど、「お手伝い」ができるベースが整っていることも多く、このチャンスを逃す手はありません。
共働きのご家庭は特に、小さい頃からお手伝いを習慣づけておくと、将来的に助かること間違いなし!子供が自立するときにも、家事スキルは役立ちますね。
特に洗濯は小さいころから安全にお手伝いができるので、一緒にやることが多かったです。今では、自主的に畳んだり片づけたりしてくれるので、かなり助かっています!
5.子供が使える水場が近いと楽
子供のおもちゃは水を使うものがいっぱいあります!
わが子のお気に入りはこちら。水をかけると色が変わるアイスクリーム…不思議。すごい。。
少し大きくなったら、自分で水を汲んで遊んで…と勝手に遊んでくれたりします。そんな時、子供が自分で自由に使える水場があれば、親はとっても楽!
それに、絵具や粘土にクレヨン、それに食べこぼし…子供は汚すのが得意ですよね。
(手だけならまだしも、顔や頭からべとべとになっていたり。。。)
近くに洗面所があれば「ご飯の前に手を洗ってね」という声かけが非常にスムーズです。
洗面所への移動距離が長いがゆえに、廊下や手すりを触って被害拡大…なんてことも防げます。
キッチンも水が使えますが、流しに包丁やスライサーがあってヒヤッとすることがありました。汚れた手を洗うことも考えたら「子供が自由に使うのは洗面所!」と決めた方が安心です。
デメリット3選
1.思春期のお風呂が気まずい
子供が思春期になると、お互い気まずいことが多くなります。
お風呂あがりはその最たるものです。
下着1枚でリビングに出てくる(親の方が気を遣う)、もしくは逆に、外で涼みたいのに熱が引いて服を着られるまで出られない…等、その気まずさは想像に難くないですね。
お風呂は日々のことですので、お互いのストレスになる可能性はかなり高いです。
脱衣所には廊下からもアクセスできる…など、将来を見越した間取りの工夫があれば良いかもしれません。
2.トイレの音・匂いが気になる
トイレは意外と外に音がはっきり聞こえます。
用を足す音、トイレットペーパーをカラカラと回す音、衣擦れの音、水洗の音…一度気になると、中の人が今何をしているか手に取るように分かってしまいます。
気にしたくなくても、気になってしまうと同時に、自分のトイレの音も漏れているのでは…と思うと、まったく落ち着きませんでした。
もしトイレとリビングを近くに配置する場合、ドア一枚では音も匂い漏れも危険です。
廊下を挟む、しっかり距離をとる、壁を厚くするなどの工夫は必須でしょう。
正直、私はかなり気になりました。
家族ならまだしも…義両親が訪問してきた時は特に。。。
3.リビングが狭くなる
水回りをリビングの周りに配置すると、その分LDKのスペースをが狭くなります。お風呂2帖、洗面脱衣所2帖、トイレ1帖としても、5帖は狭くなる計算です。
リビングにはスタディスペースが欲しい、プレイコーナーとして和室を隣接させたい、とにかく広いのがいい…等、リビングには譲れない希望をお持ちの方もたくさんいらっしゃると思います。
限りある土地と予算の中で、何を優先したいか判断が必要になります。
まとめ
いかかでしょうか。
子育て目線から、リビング周りに水回りがあるメリット・デメリットについては以下の通りです。
是非、ご自身の生活スタイルや、家族の生活をリアルに考えて検討してみてくださいね。
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